【資料①】新シニア世代における各種調査データ・インサイト

資料
資料

調査概要

・実査時期:2021年3月5日(金)~3月15日(月)
・手法:インターネット調査
・地区:東京都/大阪府/愛知県の3都府県
・対象者:50~70代男性 + サブカル50代男性
・サンプル数:計700サンプル
・内訳:5歳刻みで各100サンプル サブカル50代男性100サンプル
※漫画、アニメ、特撮、TVゲーム、アイドルのイベント・グッズにお金をかけてもよいと回答した人をサブカル層として区分。

調査から見えてきた「サブカルおじさん」の4つの特徴とは?

同組織での調査データをもとに、「サブカルおじさん」の特徴的なポイントを解説いたします。
サブカルおじさんの推計人口は約77万人。予備軍まで含めると、約363万人も存在しています。サブカルおじさんの趣味などに使用する1ヶ月あたりの推計消費金額は20,604円になります。推計年間市場規模を算出すると、約1,902億円という巨大市場になることが判明しました。現状の市場規模であり、彼らの趣味嗜好にあわせた商品・サービスを投入することで、市場規模をより拡げる可能性も秘めています。
※サブカルおじさん/予備軍人口は、50代男性人口8,064千人に基づき推計
※予備軍:サブカル関連グッズ・イベントに関し、価値を感じれば購買する層

サブカルおじさんを含め、50代の5人に2人は独身者です。60・70代男性と比べ、未婚率は圧倒的に高く、今までのシニアとは異なるシニアライフを送る可能性が見えてきました。家族ではなく、自分のために消費するシニアがこれから増えていくのではないでしょうか。

特徴① 「シニア世代のインフルエンサー&アーリーアダプター」

1960年代生まれが中心であり、新しいことに対する受容が高く、新しいモノ・コトに真っ先に動く層。周囲に情報発信をする同世代のオピニオンリーダーと言えます。

※データスコア:5段階評価のTOP2BOX計

特徴② 「旺盛な消費欲求」

節約志向に向かうシニアが多い中で、同世代のなかでも物欲が旺盛。趣味・娯楽にお金をかけたい気持ちが強かったり、新しもの好きな人が多いのが特徴です。

※データスコア:5段階評価のTOP2BOX計

特徴③ 「いまでも新人類」

かつて新社会人時代に「新人類」と呼ばれた世代。青年時代に持っていた価値観を持ち続け、「人とは違う個性的な生活を送りたい」「人と違う物を持ってみたい」「趣味や娯楽には懐具合関係なくお金を使いたい」などの意識が高めです。他のシニア層と比べ、趣味嗜好にあわせた買い物や生活行動を大事にしたり、周囲との関係だけに固執せず、個人としての価値観をより大事にしている様子がうかがえます。新人類ならぬ、「新爺類」なのかもしれません。

※データスコア:5段階評価のTOP2BOX計

特徴④ 「気持ちはヤング」

気持ちが若く、自分をシニアと思っていない。漫画、アニメ、ゲームに対しての興味関心が未だに高く、若年層のサブカルチャーに対する理解が高い。「歳をとったから卒業」ではなく、これからも日常的にサブカルに触れ続けたいと考えている。スマホやタブレットのアプリ使用率を見ても、多くの若者が使っているインスタやTwitterなども積極的に使っており、サブカルおじさんの気持ちの若々しさ、新しいものに取り組むことに躊躇せず楽しもうといったマインドがうかがえます。

※左部データスコア:5段階評価のTOP2BOX計
※右部データスコア:お金をかけてもよい+お金に余裕があればかけてもよい計

アプリ使用率

※データスコア:5段階評価のTOP2BOX計
タイトルとURLをコピーしました